市販されているにんにくサプリには、にんにくへの相乗効果を高める食品と組み合わされていることが多いです。卵黄、 酢、黒酢、もろみ、生姜、唐辛子、カプサイシン等多機に渡ります。 それぞれの体の冷えの悩みに寄り添いながら理想の組み合わせをご提案いたします。

１．卵黄

にんにく卵黄は南九州伝統の栄養食品として江戸時代より食べられてきました。名前の通り、にんにくと卵黄のみで作られています。意味もなくただ組み合わせれているわけではありません。にんにくに含まれるアリシンと卵黄に含まれるビタミンB1が結合したアリチアミンによって、人間に必要とされる微量栄養素を含め全ての栄養素が含まれる完全栄養食となります。

ですから、多くのサプリメントメーカーが商品化しているということですね。にんにく卵黄には血管を拡張し、血量を促進する効果があります。また、ドロドロ血液の粘度を下げ、サラサラ状態にすることができます。にんにく卵黄を毎日採ることによって冷え性や血行障害トラブルを予防・改善することができるのです。

２．黒酢

ここ最近、にんにくサプリには米酢ではなく黒酢が好まれています。それはなぜでしょうか？　黒酢には血流を改善する効果、美肌効果、免疫力を高める効果、栄養の吸収を促進する効果等、栄養面でも調味料としても優秀な健康食品と言われています。私たちの体に欠かすことのできないアミノ酸を豊富に含まれていますので、体の冷えにも効果的に作用します。にんにく×黒酢は両者の高い相乗効果が得られます。

３．黒酢もろみ

黒酢は長期熟成して作られます。その熟成の過程で生み出されるのが黒酢もろみ成分です。貴重な黒酢もろみには黒酢の10倍以上もの濃い栄養素がたっぷり詰まっています。一般的な黒酢や飲むお酒では採れない成分をしっかり摂取することができるのです。主な栄養素は9種類の必須アミノ酸です。

• トリプトファン
• リシン
• メチオニン
• フェニルアラニン
• トレオニン
• バリン
• ロイシン
• イソロイシン
• ヒスチジン

元気食材としても美容食材としても毎日のコンディションを支えてくれるのが黒酢・黒酢もろみとなります。

４．生姜・唐辛子・カプサイシン

にんにくは血流を良くしてくれる代表的な食べ物ですが、その他にも体を温めてくれる食材があります。にんにくサプリにプラスした市販されているものでは、生姜・唐辛子・カプサイシン等がありますね。食材にはその人の相性がありますから好みで選ばれるのが良いです。冷え性の場合、外からどのように体を温めても冷えの原因は体の中にありますから体の中を冷たくしていては効果がありません。

冷え性でお悩みの方はサプリだけではなくアルカリ性食品を意識して採るのが良いですね。野菜、果物、海藻、きのこ、大豆等に多く含まれています。アルカリ性食品は血液をサラサラにする効果があります。それと同時に毛細血管の血流も改善されます。

５．黒にんにく

黒にんにくにはS-アリルシステインが豊富に含まれています。水溶性含硫アミノ酸と言います。抵抗力を高め、老化を防ぐ食品として期待されています。女性にとって最も喜ばしいことは、黒にんにくには通常のにんにくに比べ特有のニオイが少ないということです。食べやすいですし「にんにくを毎日のサプリとして取り入れたい」けれどニオイが心配という方には、この黒にんにくが使われているサプリが良いですね。

にんにくばかのまとめ

紀元前4500年前（今から6500年前）のエジプト史には、にんにくについて記録されています。絶世の美女と言われたクレオパトラも健康と美容のために摂取していたのです。古代ローマ時代になると、遠征の際に使われるスタミナ食として重宝されるようになりました。にんにくは歴史も古く古来より食べられてきた食材です。現代に生きる私たちはサプリとして手軽に採ることができるのですからありがたいですね。

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